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人むすびの場

◆第35回「非営利活動を支える仕組み・方法 ~草の根事業を育てる」

◆第35回「非営利活動を支える仕組み・方法
~草の根事業を育てる」

2011年6月22日(水)午後7時から「草の根事業を育てる仕組みとは?」「これからの寄付文化はどうなるだろう?」に関心深いNPOメンバー、市民メディアプロデューサー、金融パーソン、大学院研究者、人財育成コンサルタント、ビジネスパーソンなど9名の場づくり人が心通う時間を過ごしました。(感謝!)
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◎ 第35回テーマ:「非営利活動を支える仕組み・方法 ~草の根事業を育てる」

☆ゲストスピーカー
長谷 公人(はせ まさと)さん(草の根事業育成財団 代表理事)

人結びの場  現在、27歳の長谷さんが、東京都では始めての市民立ち上げの助成財団を昨年10月に設立し、草の根で活動している団体をより多く掘り起こして助成事業を行おうとしています。

 その思いの原点は、自分自身の生い立ちにあったといいます。小学校のときからサッカーを始めた長谷さんは、高校時代には東京都のサッカーリーグに出場し、大学入学後、サッカーの指導者になります。大学では、スポーツ産業論を学び、地域の中でよいスポーツ環境を育てることを研究しました。

 金融機関に就職し、その後、コミュニティケアの考えに基づき、地域を中心にしたコミュニティをベースに介護・医療・福祉などのサービスを提供している「ケアタウン小平」の施設管理の会社に勤務しながら、市民からの寄付金をもとに、財団を設立しました。

 子どもから高齢者まで市民一人ひとりが自立或いは自律した、より心豊かな生活を実現させるために、っています。様々な社会問題を解決する諸団体と協働し、あるいは自ら事業を行うことで、各人がお互いに尊重し、助け合い、共に生き生きと暮らす社会を築き、より豊かな市民生活を実現することを目的にしています。

 スポーツ分野と医療・福祉分野の2分野へ助成します。地域に特化し、スポーツへの助成がこれまで少ないことから、スポーツ振興に力を入れ、助成を受けた子どもたちが、またサポーターとなって戻ってくるような、地域のスポーツを育てたい、と思っています。それは、医療費の削減にもつながります。

 自分はサッカーをやってきたが、「サッカーを通じて育てる」ことと「サッカーを教える」ことは違います。高校時代に教師にお前たちは広告塔だと言われて、サッカーが楽しくなかった。スポーツを楽しみながら地域の問題を解決し、草の根の地域振興をしたいと思います。

草の根育成助成の募集要項
【助成対象事業】
 平成23年9月1日から平成24年3月31日までに行われ、
 島しょ部を除く草東京都で行われる事業
 ①医療・福祉分野 ②スポーツ分野
【募集対象者(応募資格)】 
 島しょ部を除く東京都に拠点を有する非営利活動法人
 (任意団体も可能)
申請期間:2011年7月1日(金)~2011年7月31日(日)
【助成額】
 1事業あたり50万円 (総額300万円)

 長谷さんの最終目標は、多くの人に囲まれ笑って死ぬこと。仕事の長期目標は、地域に必要とされる企業にすること、中期目標は、助成金制度の確立・新事業の立ち上げ、短期目標は、助成金制度の立ち上げ、と力強く語ってくれました。 

  
◎ 人むすびカフェ ファシリテーター:角田 知行さん 

 長谷さんの爽やかなお人柄に触れ、思いを実現したいと、今回は、全員で「長谷さんとともに草の根事業を育てよう!」のテーマでのアイデアを話し合いました。

人結びの場
・草の根とは自発的ということ 市民が自分の意思で集った
・だれかにまかせるのではなく、自分の意思で動く人がこれから増えるだろうし、
 そうなって欲しいと思う。 ・スポーツは教育だ。子どもの将来を左右する。
・マッチングをするコーディネーターの役割が大事
・地域住民の自発性を育てる。
・コミュニティに役立つスポーツ、まつりが広がりますように。   など

人結びの場

◎ 最後に今日の気づき、キーワードを感想に残し、懇親会に向かいました。

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